私たちの活動 事例紹介・インタビュー

人生をもっと柔軟に考えることで、生き生きと仕事をする新しい自分が発見できる、周りの人を幸せに繋げることができる。そのような幅広い人生の選択肢を提供できることが人材紹介の楽しみだと思っている。

2015.06.24

人材ビジネス業界で働いてきて、心に残っているエピソードは?

法律事務所でアルバイトをしながら司法書士を目指していた35歳男性の職業紹介支援のお話です。

 

その方は、法学部法律学科卒業後、2年間司法書士を目指してアルバイト、その後 設備会社にて2年間建築現場にて設置型事務器の施工・搬入・設置管理の仕事に従事、その後 2年間法律事務所でアルバイトをしながら再び司法書士を目指し、さらに、その後 3年間法科大学院法務研究科に入学し、司法書士を目指しました。

その間にご本人は結婚、大学院へは奥さんの収入で通っているという状況でした。奥さまやご両親は司法書士を目指すという目標を後押してくれていましたが、ご自身の置かれた厳しい現実に迷いもありました。

 

そんな時に、私がキャリアカウンセリングをさせていただく事になりました。

 

キャリアカウンセリングでは、ご自身が進路への希望をずっと大切にしてきたことと、職に就かずご家族に負担や心配をかけていることとの現実で迷っていることを正直にお話いただきました。

そこで私からは、就職だけが人生を決めるわけではなく、自分の立場の自覚、家族への責任などを考慮し、トータルとしてより良い人生のために、幅のある就職選択をしてはどうか、その中で自分の目標を見つけるというキャリアチェンジに挑戦してはどうかと提案しました。

 

35歳という区切りの歳に、7年間目標にしてきた司法書士への挑戦から転換し、ご本人も納得でき、ご家族が喜んでくれる他の生き方を目指すという気持ちを固め、仕事内容だけを見れば、ご本人の希望ではありませんが、協同組合事業の管理スタッフ求人を紹介推薦しました。

 

ご本人の気持ちが整理できた後は、まじめな性格もあって、書類選考から面接と無事通過することができました。特に、面接では過去や現在の気持ちを素直に話すことができ、ご本人も覚悟が固まったことが確認できました。

就職後は、物流管理の運営、購買登録管理、商標管理などの仕事を通じ、職場でも自分の存在感・役割をしっかりと感じながら前向きに仕事ができているとのことです。

そのエピソードで感じたこと、そのエピソードを通じて学んだことは何ですか?

自身の進路の目標を持つことはとても大切ですが、生きることにバランスを欠いてしまうようでは何にもなりません。人生をもっと柔軟に考え幅広い選択肢から、自分が認められたり、自分の持ち味が“役”に立つ道を選べば、やりがいにつながり、充実感も生まれます。

仕事内容だけを見れば、必ずしも求職者が希望する求人でなくても、我々の職業紹介が求職者に対し、職場で仲間と生き生きと仕事ができる、新しい自分が発見でき、周りの人を幸せにつながることを提供できるのであれば、それもまた人材紹介の楽しみと言えるのではないでしょうか。

人材ビジネスで頑張る皆さんへー激励メッセージ

「人生や生活の多様性、価値観」「自分の時間や精神の自由度」はとても大切なことです。

小川義廣

人材協認定シニアコンサルタント
更新日時:2015年06月

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