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2016.11.14

ポータブルスキルの強みが手軽にわかる!「ポータブルスキル セルフチェックツール」リリースのお知らせ

2016年11月14日

〜 ミドル層の異業種・異職種への転職をより成功させるために 〜

民間人材サービスの業界団体からなる人材サービス産業協議会(事務局:東京都千代田区、理事長:水田正道、略称「JHR」)は、業種や職種が変わっても強みとして発揮できる持ち運び可能な能力

(ポータブルスキル)を求職者個人が簡易に自己チェックできる「ポータブルスキル セルフチェックツール」をリリースしましたのでお知らせします。

 

<ポータブルスキル セルフチェックツール>
http://sp.j-hr.or.jp/

 

■「ポータブルスキル セルフチェックツール」開発の背景
政府の働き方改革実現会議でも、主要テーマの1つとして「雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援」が掲げられている通り、ミドル層を中心にスムーズな労働移動は社会的なニーズとして高まっています。

JHRでは、2012年の協議会発足時より、ミドル層の転職を課題にした「キャリアチェンジプロジェクト」を立ち上げ、課題解決に向けて取り組んできました。そして翌2013年9月に、従来の専門性だけでなく、ポータブルスキルを評価基準として用いることで年齢にとらわれないミドル層の転職を実現するツール「ミドルマッチフレーム」を開発し、人材サービス企業向けに展開してきました。

これまで、民間人材サービス会社を中心に2,000名を超えるキャリア・コンサルタント等が本ツール活用のための研修を受講し、転職・再就職支援の推進を行ってきました。

今後さらなる産業・職種間のスムーズな労働移動を促すには、働く人一人ひとりが自身の専門スキルや経験業種・職種だけにとらわれず、広い視野と複眼的な視点を持つことが重要となります。そのため、約600名のキャリア・コンサルタントへの調査結果を元に働く個人向け支援ツールとして、業種や職種が変わっても持ち運び可能な能力を簡易に自己チェックできる「ポータブルスキル セルフチェックツール」を開発しました。

 

■ 「ポータブルスキル セルフチェックツール」の特徴
ミドル層における異業種・異職業への転職実現でカギとなるのは、「仕事のし方」や「人との関わり方」といった長年のキャリアがあるからこそ培われているポータブルな能力を可視化し、適切に自己PR文や面接で表現し、転職活動において求職者個人が活用できることです。そのため「ポータブルスキル  セルフチェックツール」は、次の3つの特徴を持っています。

  • 強みの可視化
  • 強みを活かせる職種の提案
  • 自己PR支援

 

<3つの特徴>

  1. 質問に沿って回答すると、自分のポータブルスキル傾向が円グラフでわかりやすく可視化され自らの強みがわかります。

 

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  1. セルフチェックの結果で表示されたポータブルスキルの強みを生かせる可能性が高い職種を提示。自身のポータブルスキルという新たな視点で転職先を検討してみることで、これまで転職先として考えてもみなかった職種をはじめ、選択肢や可能性が広がるきっかけになるかもしれません。

 

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  1. ポータブルスキルの強みをどのように自己PR文に反映すればよいのかについての解説を掲載

 

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■ サービスの概要
ツール名称: ポータブルスキル セルフチェックツール
ツール URL: http://sp.j-hr.or.jp/
開 設 日: 2016年11月14日
主な対象者: 転職を検討している広く一般求職者、人材サービス関連の従事者
ツール解説: http://dev-j-hr.jassa.jp/pr-selfcheck/
使 用 料:  無料

 

■本ツールに関するお問い合わせ先
キャリアチェンジプロジェクト事務局  career-change@j-hr.or.jp

 

■報道関係者各位のお問い合わせ先
事務局 広報室 松坂彰子
TEL:03-6205-7388  shouko.matsusaka@j-hr.or.jp