2026年8月7日
民間人材サービスの業界団体からなる人材サービス産業協議会 (東京都港区、理事長:岩下順二郎、略称「JHR」)は、「人材サービス利用実態調査報告書~転職活動におけるサービス・機能利用の整理~」を公表しましたのでお知らせします。
本調査は、転職活動における人材サービスの利用について、利用サービス、利用理由、機能の認知・利用・満足度、および「転職決定・満足者」との関係を整理することを目的として実施しました。
調査研究の背景
人材サービス産業を取り巻く環境は、労働市場の構造変化、働き方の多様化、デジタル技術の進展などにより変化している。転職活動においては、求人情報の入手方法や相談先が多様化し、複数の人材サービスを利用するケースもみられるようになっている。
こうした状況の下で、求職者が誰がどのサービスを利用し、どの機能をどのように利用しているかを整理することは、求職者が適切にサービスを選択・活用するための基礎情報となる。
エグゼクティブサマリー
- ●利用サービス
- 利用者属性や転職活動の目的・状況に応じて、利用されるサービスに違いがみられた。
転職サイトの利用率は66.6%と最も高く、次いでハローワーク45.5%、転職エージェント39.1%となった。また、59.8%が1サービスのみを利用する一方、40.2%は複数のサービスを併用しており、目的に応じたサービス選択が行われている状況が確認された。
- ●利用機能
- サービスごとに利用される機能に違いがみられた。例えば、転職サイトでは「求人検索・応募」、転職エージェントでは「企業との連絡・日程調整」、人材派遣会社では「仕事紹介・マッチング」など、それぞれの中核機能の利用率が高かった。一方で、多くの機能で認知率は80~90%台であるのに対し、利用率は30~80%台となっており、認知と利用の間に一定の差が確認された。
- ●転職結果との関係
- 転職結果別に比較すると、サービス・機能の利用状況に違いがみられた。転職決定・満足者では、複数サービス利用率が47.0%となり、全体(40.2%)を上回った。また、「適職診断」は+7.6ポイント、「企業との連絡・日程調整」は+4.8ポイントなど、一部機能で利用率の差が確認された。
「人材サービス利用実態調査報告書~転職活動におけるサービス・機能利用の整理~」全文版(PDF)ダウンロード
(「人材サービス利用実態調査報告書~転職活動におけるサービス・機能利用の整理~」全文版(PDF)ダウンロード)
■ 一般社団法人人材サービス産業協議会(JHR)について
当協議会は、国内の人材サービス関連業界 5 団体の横断・連携機関です。職業紹介、人材派遣、業務請負、求人広告などビジネスモデルの枠を超えて、雇用構造の変化や労働市場の新たな要請に対応し、労・使・社会のすべてにとって望ましい「健全かつ円滑な次世代労働市場の創造」を目指した取組みを推進しております。
■ お問い合わせ先
一般社団法人人材サービス産業協議会 事務局
E-Mail:info@j-hr.or.jp
TEL:03-6205-7388
