「人材活用」によってクライアントに変化が起こることを実感できたエピソードは?
来期をどうしようか?そんな事を悩んでいた年度末。
クライアントO様から装置製造派遣のオーダーを頂きました。短期且つ即戦力を求められており、非常に厳しい条件でしたが、マッチングの結果、「Rさん」という方を派遣し入社後実働10日という短い期間の中、見事「作業の目標値」を達成。派遣先から賛辞を頂く事が出来ました。Rさんにその事を伝えると、「お客様のCADソフトに慣れず、時間が掛かってしまって申し訳ない想いばかりです」と、ご謙遜されながらも柔らかい笑顔で答えてくれました。
そんなRさんと、これからも一緒に仕事をしたいと思い、私は弊社が力を入れている修理サービス事業のフォローの傍ら、所属部署の目標である装置製造技術向上のキーパーソンになって頂きたいと頼み込んでいました。
そのような中、再度O様からの電話。「今度は長期でお仕事をお願いしたいのですが如何でしょうか?」。更に「ウイルテックでチームを作って、ゆくゆくは派遣契約から装置製造を請負って頂きたい」との、ありがたいオーダーを頂く事が出来ました。
現在、Rさんの指揮命令下には当社の製造未経験者が3名在籍しています。余白が見えない程、書込みがされたRさん特製教育資料が、厳しいながらも暖かい叱咤激励が、日々彼らを技術者へと成長させています。
そのエピソードで感じたこと、そのエピソードを通じて学んだことは何ですか?
「個人で出来る事は限られている」という言葉を聞く事がありますが、個人が、きっかけとなりクライアントから大きなお仕事を頂く事があると実感出来ました。
弊社では人材を「人財」と表記します。
従業員は仲間であり宝です。今回は元から光り輝くRさんのお話をさせて頂きましたが、一人ひとりが本来持っている光に着目し、輝かせる為のフォローを行っていく事が出来れば、たくさんのクライアントを、延いては会社全体を笑顔に変える事が出来る!と確信しています。
人材ビジネスで頑張る皆さんへー激励メッセージ
私自身が面倒くさいタイプのネガティブでして、この様なコメントが出来る立場では無いのですが…
何かを変えたいと思う時って、「何か」ではなく『自分』を変えたいというのが本質だと思います。
でも、そんなに自分って駄目ですかね?私の上司は、「お前の良い所は、こういう所!」って言うのを示してくれます。(ダメな所もセットでついてきますが…)
自分の良さに気付いてますか?教えてくれる人はいますか?
無理に変わろうとする必要は無く、自分の良さを大切に伸ばしていけば、変わりたいと思っていた「前の自分」も好きになる筈ですよ。
大瀬 晃一
㈱ウイルテックに入社して8年目。製造ラインオペレーター・品質保証部門・営業部門と色々な事にチャレンジさせて頂いています。