一番心に残っているエピソードは?
そんな中、昨年10月からWorkinぱど(フリーペーパー)で、アクティブシニア歓迎のコーナーを作りました。
今までは、「若い人が良い」「高齢者はいらない」という声が多かったこともあり、クライアント様へ「シニア層の採用」を促すにあたって、まずは社内で求人の現状を把握し、世の中の動向を見極め、シニア採用について話し合う事にしました。
その話し合いを受けて、各営業がクライアント様に案内するためのリーフレット作りのコンペを実施。
さらに、営業のやり方についても皆で話し合い、ロールプレイングを実施し営業の方向性が決まりました。
実際にシニア層の採用の案内をスタートしてみると、クライアント様からは思っていた以上に、「それいいねぇ」「確かにそういう年齢の方の採用も必要ですよね」との声を多く頂き、当初の想定数を超えるクライアント様にご参加頂けました。アルバイト・パート・正社員に限らず、求人広告の原稿のキャッチコピーに、「50代~60代のスタッフ活躍中」などの文言も入れて頂けるクライアント様も沢山出てきました。
そしてその結果、嬉しい反響が3点ありました。
ひとつ目は、高齢者(シニア層)の採用を目的としたこの提案に賛同いただいたクライアント様から、求人広告の掲載コーナーを聞く際「シニアのページに載せておいて」という声があった事です。
次に、反響を伺う電話をすると「65歳の元気で良い方を採用したよ」という声を伺った事です。
さらに、「今の若い子はマナーもないし常識もない子が多いけれど、シニア層の方はその点しっかりしているから安心できる」とシニア層を採用するメリットをクライアント様側から教えられたことです。
そのエピソードで感じたこと、そのエピソードを通じて学んだことは何ですか?
私が感じた事は2つあります。
1つ目は、シニア層の求人は、需要が無いだろうという固定観念をもっている事。
今や50代60代は、若くて知識もあり、貴重な働き手です。そういう柔軟な発想を持つ事が大事だと思いました。
2つ目は、シニア層を採用するメリットをそのまま伝える事がクライアント様にとっても、選択肢を増やす、いい情報となると言う事です。
反響が少なく、クライアント様に採用の実績が、十分満足していただけない事もありますが、今回のように年齢の幅を広げるメリットを伝える事で採用が進み自分の営業の幅に繋がったと思います。
迷った時、悩んだ時、何かを変えたいと思ってこのサイトを見る人材ビジネスに携わる方々に 元気と勇気が湧くような激励の一言メッセージを是非お願い致します!
求人広告の営業をして思いましたが、クライアント様の方が自分よりも求人の状況については詳しい方もいらっしゃいます。契約をとりたいが為に良い言葉ばかりを言うのではなく、本音を語る事が大切だと知りました。なぜなら、自分が良いと思っている事と相手が求めている事が同じとは限らないからです。
言いづらい事を恐れずはっきり伝える事が一番喜んで頂けると最近思い始めております。
本当に良い人材採用をしていただきと思うのであれば、クライアント様に本音をぶつける事が大切です!
遠藤 泰広
2013年 入社三年目 和歌山チーム配属
営業力&知識を身に付ける為、日々努力しております。
人材の確保が本当に困難な時代です。シニア層にまで採用の幅を広げる提案はもちろんですが、本当にいい人を採用してもらうために、良い言葉だけを言うのではなく、言いにくいことも含め本音でお客様と向き合うことは、とても勇気のいることです。そこを彼は特に頑張っています。だからお客様からの信頼も厚いですね。
取締役 和歌山営業部部長 高田洋人/上司