一番心に残っているエピソードは?
やりがいは、どんな仕事もそうかと思いますがお客様が喜んでくれること。つまりよい方が採用できた時。
人材は企業にとっての生命線。人材不足は死活問題です。
求人広告業界の一員として、私は企業経営の重要な位置づけとなる人材採用活動の一端を担っています。
文字や写真を活用しながら、企業と求職者の懸け橋として責任ある仕事についていると思っています。
お客様先で多くのお話をお聞きし、その内容を表現する基本的な業務から、今までの型を破り、新たな労働条件を提案したり、自分が日々感じたことや、人とのかかわりの中で学んだことを生かせる仕事だと感じています。
求人募集の際にポイントと情報をしっかりと求職者へ伝えるため、実際に働かれている方のインタビューと写真を盛り込み、未経験の方でも働くイメージが沸くような原稿作成に努めています。
昨年、求人広告大賞を頂きました「南海工業」様に関しましても、建設作業スタッフ(職人)の採用が厳しくなってきている中で、お客様は現状の方法では採用が上手くいかないと実感されていらっしゃいました。
そこで、職人さんの時間(早く現場に入るなど)やキツイ(汚れる、重いなど)を払拭して、新しい形態を打ち出せないかお客様と共に考えました。
朝早くない。16時には帰社できる。
職人さんの手伝いをしながら簡単な作業をメインで行う、など男女問わず仕事ができる環境整備と伴に、それに即したスタッフの採用を目指しました。
男女問わず、建設現場に受け入れられる環境づくりを目指して、社長と相談しながら原稿打ち合わせをしました。
応募人数が0の可能性があることも想定しつつも、短時間でこの作業なら働ける方がいるかどうかをイメージングしながら摺合せを行いました。
ターゲットは男女問わずでしたが、男性の作業員の採用がかなり困難なため、お客様のスタッフで女性の職人さんがいらっしゃったので、その方をインタビューして女性でも活躍できるイメージが伝わるテイストにしました。
募集期間はインターネット4週間、フリーペーパー4週間、1週目・3週目に新聞折込をご掲載いただきました。
テスト的な意味合いででスタートした採用活動でしたが60名の応募、5名の採用に至りました。
お客様も非常に満足頂いたと共に驚きもありました。
そのエピソードで感じたこと、そのエピソードを通じて学んだことは何ですか?
そして、やはりよい結果を生み出すには、ご協力いただいたお客様ももちろんですが、私をバックアップしてくれた営業所のスタッフ、制作チーム、カメラマンなど、たくさんのスタッフの協力が不可欠です。
営業は一匹狼などと例えられることもあるかと思います。
しかし実際の私たちの仕事はチームで生み出す求人広告です。
チームとして関わるスタッフとの喜びと、お客様も求職者も幸せにすることができるこの仕事に非常にやりがいを感じています。
人材ビジネスで頑張る皆さんへー激励メッセージ
ニュースなどでも取り上げられていますが、様々な分野で変化の速さを感じています。
こんな時だからこそお客様を巻き込んで考え、作り出す必要があるかと思います。
『情熱!』を持ってお客様に接ししていきましょう。きっと共感できる感動が待っているはず。
そんなことを楽しんでいきたいと思います。
國分 慎一郎(コクブン シンイチロウ)
前職は外食チェーンで勤務しておりました。
私自身もスタッフがいない大変さを体験しています。
お客様と同じテンションで、親身に対応するように心掛けております。